本当に悪人だったのか? エバ、カイン、デリラ、イザベル……。聖書に登場するあまたの悪人たち。しかし、「伝承」などというものによって、その姿は大きく変形されている。「おたく」の「過剰な読み」を排除し、実像に迫る。
「おたく」の最大の特徴は、受け手側の「過剰な読み」である。その「おたく」の世界最古・最大の源泉が『聖書』である。……しかし、特に信者にとっては拠り所とすべきものは聖書に「書いてあること」だけである。本書では旧約聖書に絞って、「悪人」とされてきた人物について、その「実像」を探ってみた。
第1章 蛇ーー善悪の知識の実を食べさせたもの
第2章 カインーー最初の殺人者
第3章 バベルの塔を造った人々--文明をつくる者
第4章 デリラーー美しき女スパイ
第5章 アブサロムーー偉大な父と息子
第6章 ヤロブアム一世ーーイスラエルに罪を犯させた王
第7勝 イゼベルーー国際結婚の問題
第8章 アタルヤーー独裁者の政治
第9章 アハズ王ーー今は行動すべき時
第10章 アブカドネツァル王ーーバビロン捕虜を行った男
第11章 アンティオコス四世ーー悪の元凶
第12章 ヘロデ大王ーー地位を失いたくなかった男
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