高倉健からアホーと呼ばれた男 付き人西村泰治(ヤッさん)が明かすーー健さんとの40年
健さんの何もかもを孫の孫の代まで風化させずに伝えていきたいーー
「泰治、反省しろ!」
2014年に83歳で没し、2020年に七回忌を迎える戦後最大の映画スター高倉健。
素顔の「健さん」は厳しい中にも、意外な茶目っ気があってイタズラ好きでもあったーー。
40年来の付き人・西村泰治が本音で語った、「健さん」とヤッさんの物語。
数々のエピソード、秘話とともに貴重な未公開カラー写真を掲載。
(章の紹介)
【第一章:健さん教信者、誕生す】
【第二章:健さん最愛の女性は? ……】
【第三章:俊藤ドンと健さんの仲を繋いだヤッさん】
【第四章:健さんからの破門宣告】
【第五章:健さんを激怒させたトンデモ報道】
【第六章:止めて止まらぬ一本気、ヤンチャ気性】
レビュー(3件)
結婚披露宴が素晴らしい
高倉健や吉永小百合に慕われた西村泰治(ヤッさん)の半生を当時の映画界を背景に描く。いや~面白いエピソードてんこ盛り、ヤッさんの生き様も破天荒で格好良い。しかし、気難しい健さんや清純派大スター吉永小百合にこれ程までに慕われるということは、ヤッさんの人間的魅力が相当なものなのだろう。それ故に、息子さんの結婚披露宴で健さんが挨拶をし、吉永小百合が乾杯の音頭をとり、北大路欣也、中井貴一、小林稔侍等主演級のスターが出席する。こんな豪華なメンバーは芸能人同士の披露宴でもあり得ないだろう。 この本の中では、当時の映画(芸能)界とやくざの交流も描かれる。昭和40~50年代までは、こんなこと当たり前だったんだよなぁ。なにしろ、山口組のフロント企業として神戸芸能社が存在し、多数の芸能人の興行を仕切り、美空ひばりのマネージャーが組長の田岡一雄だったこともあるのである。現在だって裏ではそんなに変わらないだろう。綺麗ごとでは済まされないのが芸能界なのである。