空に憧れ飛行兵への道を選んだ若者たちは、なぜ、どのように、誰の命令で「必死」の任務、特攻隊員となったのか。筑波山を仰ぐ茨城県霞ヶ浦湖畔や北浦・鹿島灘を望む地で、厳しい訓練に励んだ予科練生・飛行予備学生たち。訓練の地での食事や外出など、日々の生活から彼らの原風景を探り、特攻隊賛美の風潮が高まる今日、その歴史を問い直す。
特攻隊の原風景ープロローグ/霞ヶ浦のほとりで(予科練生の原風景〈霞ヶ浦飛行場/土浦の町/「世界の霞ヶ浦」/空へのあこがれ、空のこわさ/霞ヶ浦海軍航空隊分遣隊/「日本の東亜の霞ヶ浦」/土浦海軍航空隊/「空都」土浦〉以下細目略/描かれる予科練/予科練特攻隊の原風景)/筑波山を仰いで(「筑波隊」の原風景/もう一つの「筑波隊」/筑波山と特攻隊)/北浦湖畔で(陸軍最初の体当たり部隊/万朶隊誕生/万朶隊以後)/鹿島灘に向かって(人間爆弾「桜花」の原風景/眼に映る桜花)/特攻隊の現風景ーエピローグ/関連施設・慰霊碑
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