ラディカル無神論
: マーティン・ヘグルンド/吉松 覚/島田 貴史/松田 智裕
痕跡の時間構造と自己免疫性の論理より導かれるデリダのあまりにもラディカルな無神論は、神を否定するにとどまらず、神すらも有限の時間のもとで堕落・汚染・変質の脅威に曝されるものとみなした。神の脱構築を通じて〈生き延び〉の思考を練り上げたデリダと、カント、フッサール、レヴィナス、ラクラウらとの決定的な差異を鮮やかに指摘する俊英の哲学的主著。日本語版付録としてメイヤスー批判論文を収録する。
序 文
第一章 時間の自己免疫性──デリダとカント
第二章 原ーエクリチュール──デリダとフッサール
第三章 原ー暴力──デリダとレヴィナス
第四章 生の自己免疫性──デリダのラディカル無神論
第五章 デモクラシーの自己免疫性──デリダとラクラウ
付録 ラディカル無神論的唯物論──メイヤスー批判
訳者解説
文献一覧
索 引
レビュー(0件)