【輸入盤】カストルッチ兄弟:ヴァイオリン・ソナタ集 マルコ・ペドローナ、ダヴィデ・メレッロ
「激怒した音楽家」カストルッチの美しいヴァイオリン・ソナタ
ピエトロ&プロースペロ・カストルッチ: ヴァイオリン・ソナタ集
マルコ・ペドローナ (ヴァイオリン)、ダヴィデ・メレッロ (オルガン)
風刺画家ホワースの傑作で知られるピエトロ・カストルッチは、弟のプロスペロと共にアルカンジェロ・コレッリに師事したのちイギリスに渡り、ヘンデルの楽団に長く在籍し、作曲家としても活躍。ここではヴァイオリンと小型オルガンの組み合わせで、2人の個性が反映された美しいソナタを聴くことができます。
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作品について
弟のプロスペロのソナタが師のコレルッリの影響を受けて、カンタービレに満ちているのに対し、兄ピエトロのソナタは、同じ楽章内でのテンポの変化、3弦のアルペッジョ、通奏低音とのユニゾン、アルコ・バットゥート(コル・レーニョ)、転回モルデントなど、大胆な手法も盛り込まれていて対照的。
性格も兄ピエトロは激しかったようで、風刺画家のウィリアム・ホガースが書いた「激怒した音楽家」はピエトロがモデルと推測されています。
作曲家について
兄ピエトロ・カストルッチ[1679-1752]と弟プロスペロ・カストルッチ[1690-1760]は、2人ともローマ生まれのローマ育ち。アルカンジェロ・コレッリに師事し、師の楽団で演奏していたこともありますが、1715年、バーリントン卿に従ってロンドンに移り、すぐに評判となり、ヘンデル指揮の王立アカデミーのオーケストラにも長年にわたって参加。長くイギリスとアイルランドで活躍し、ピエトロは1751年にダブリンで、プロスペロは1760年にロンドンで死去。
演奏者について
マルコ・ペドローナ
パルマ音楽院でヴァイオリンをフランコ・グッリ、カルロ・キアラッパ、ジュリアーノ・カルミニョーラに師事し、室内楽をフランコ・ロッシに師事して卒業。ロレンツォ・ペロージ・コンクールや、ストレーザ国際コンクールなどで優勝。ソロやアンサンブルで活動するほか、ピアチェンツァのニコリーニ音楽院でヴァイオリンを教えてもいます。
CDは、Brilliant Classics、Indesensなどから発売。
ダヴィデ・メレッロ
エミリオ・トラヴェルソにオルガン、バルバラ・ペルッチにチェンバロを師事した後、ミラノ・アンティカ音楽院でロレンツォ・ギエルミにバロック・オルガンを3年間学んでいます。多くの国際コンクールで受賞歴を持ち、ソリストとして、また室内楽やオーケストラ・アンサンブルの通奏低音奏者として、ヨーロッパ各地や南米で演奏。
CDは、Brilliant Classics、Bottega Discantica、Arsis、Dynamic、RSI(Radio Svizzera ltaliana)などから発売。
収録作品と演奏者
ピエトロ・カストルッチ (Pietro Castrucci)[1679-1752]
プロスペロ・カストルッチ (Prospero Castrucci)[1690-1760]
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 (Sonatas for Violin and B.C)
ピエトロ・カストルッチ (Pietro Castrucci)
◆ソナタ Op.1 No.3 (Sonata) 8:15
1. 第I楽章 アダージョ、アンダンテ (Adagio, andante) 2:03
2. 第II楽章 アレグロ・ジュスト (Allegro giusto) 3:56
3. 第II楽章 ジーガ・アレグロ (Giga allegro) 2:16
ピエトロ・カストルッチ (Pietro Castrucci)
◆ソナタ Op.2 No.12 (Sonata) 4:59
4. チャッコーナ/シャコンヌ (Ciaccona) 4:59
プロスペロ カストルッチ (Prospero Castrucci)
◆ソナタ第4番 (Sonata) 4:56
5. 第I楽章 ラルゴ (Largo
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