音楽についての学問といっても、その裾野は実に広い。本書では大作曲家の「駄作」からプロレスラーのテーマ音楽、さらには「モーツァルト効果」まで、さまざまな対象を歴史・社会学・心理学など多彩な切り口で考察する。かくも自由で融通無碍な学問のススメ。
はじめに
第1章 駄作の考古学ーーワーグナー「アメリカ独立百周年行進曲」をめぐって【音楽史学】
第2章 モーツァルト効果狂騒曲 Mozart makes you smarter? 【音楽心理学】
第3章 音楽のエクフラシスーードビュッシーと「サンギネールの島々の美しい海」【音楽解釈学】
第4章 不確定性音楽をめぐるコミュニケーションーー図形楽譜はどうして演奏可能なのか?【音楽社会学】
第5章 儀礼・軍楽・芸能ーープロレスの入場テーマとは何か【音楽民族学】
第6章 言語による音楽創造ーー音楽作品のタイトルとは?【音楽美学】
第7章 あなたは現在、あるいはかつて共産党員でしたか?--アイスラーと非米活動委員会【音楽政治学】
あとがき
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