【輸入盤】7つのパルティータ フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)(2CD)
: グリューネヴァルト、ゴットフリート(1675-1739)
ダルムシュタットの作曲家によるパルティータ世界初録音!
ゴットフリート・グリューネヴァルト:7つのパルティータ
フェルナンド・デ・ルーカ(チェンバロ)
知られざる作曲家たちの良作を次々に世に問うフェルナンド・デ・ルーカによる新作は、ドイツ・バロック後期の作曲家グリューネヴァルトのチェンバロ作品集。親しかった楽長のグラウプナーと共にダルムシュタットの宮廷生活を音楽で彩ったグリューネヴァルトの美しい作品が蘇ります。パルティータはフランス様式の組曲ですが、ここでは対位法や変奏曲の要素も盛り込まれて多彩な表情を見せています。
演奏のフェルナンド・デ・ルーカは、これまで、フルレブッシュ(2CD)、ボーヴァルレ=シャルパンティエ(2CD)、フーケ(2CD)、デュフォー(2CD)、ジョラージュ(1CD)、モワロー(7CD)、グラウプナー(14CD)、ニコラ・シレ(2CD)、ヘンデルなどのマニアックな曲集で高い評価を獲得しており、愛器ブランシェ・モデルを使用した今回のアルバムも注目されるところです。
ブックレット
8ページ。テキストは英語。デ・ルーカのチェンバロ・コンサートで朗読を担当することもあるフランチェスカ・スコッティによるグリューネヴァルトの解説が掲載されています。
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作曲者情報◆ ゴットフリート・グリューネヴァルト [1673-1739]
【簡易年表】ザクセン (1673-1703)
●1673年、ザクセン選帝侯領ザイフヘナースドルフに誕生。父により音楽の指導。
●ライプツィヒ大学で学んだのち、トーマス教会や様々な劇場にバス歌手として出演。
ハンブルク (1703-1709)
●1703年、ハンザ同盟都市ハンブルクに移り、1678年開場のゲンゼマルクト歌劇場にバス歌手兼作曲家として所属し、自作のオペラ「不実な羊飼いカルディッロ」と「ゲルマニクス」で主演するなどして活躍。
ザクセン (1709-1711)
●1709年、ザクセン選帝侯領ヴァイセンフェルスに移り、ヨハン・ゲオルク・フォン・ザクセン=ヴァイセンフェルス公の宮廷で副楽長として活動。作曲家・オルガニストのヨハン・フィリップ・クリーガー[1649-1725]の娘ヨハンナ・ロジーナと結婚(2人の間には10人の子供が誕生)。
ダルムシュタット (1711-1739)
●1711年、ヘッセン=ダルムシュタット方伯領のダルムシュタットに移り、エルンスト・ルートヴィヒ・フォン・ヘッセン=ダルムシュタットの宮廷で副楽長として亡くなるまで活動。
●楽長の作曲家・チェンバロ奏者のクリストフ・グラウプナー[1683-1760]とは親しく、2人は作曲の仕事を分担し、交互に宮廷礼拝堂のためのカンタータを作曲。グリューネヴァルトは自身が歌うためのバス・カンタータなどを数多く作曲。
●1717年頃、当時人気のあった楽器「パンタレオン」の奏者として数回の演奏旅行を実施。「パンタレオン」はパンタレオン・ヘルベンシュトライト[1668-1750]が開発した巨大なダルシマーのような鍵盤楽器で、音はダルシマーに似た澄んだものでした。
●1739年、ダルムシュタットで死去。作品はパルティータ集を除いて現存していません。
演奏者情報◆ フェルナンド・デ・ルーカ (チェンバロ)
1961年、ローマで誕生。9歳の時にはすでにバロックのイディオムで作曲をおこなっていたというデ・ルーカは、14歳でローマ・サンタ・チェチーリア音楽院に入学し、オルガンとピアノなどを勉強。続いて、ヴァティカンのシスティーナ礼拝堂のマエストロ・ディ・カペラであるドメニコ・バルトルッチに弟子入りして宗教音楽と対位法、即興演奏、作曲を学び、1992年にはチェンバロをパオラ・ベルナルディに師事。
その間、1989年には、17世紀後半から18世紀初頭のイタリア音楽を専門とする音楽アンサンブル「Et in Arcadia Ego」を設立するなど、ソリスト、アンサンブル奏者として活動し、最近ではバロック風の衣装で演奏したりもしています。
CDは、Brilliant Classics、Uraniaなどから発売。
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