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新型コロナウイルスの「次」に来る、動物由来のウイルスは何? 本書では批判を恐れない提言で注目されるウイルス学者が、ペットのイヌやネコが媒介するウイルス、計50頭のニホンザルが血を流してばたばた死んだ原因となったサルレトロウイルス4型など、変異すれば人間社会を脅かす可能性があるウイルスを紹介します。 しかし実は、病原性のウイルスは全体のごく一部。病気を起こすどころか、1億年以上前に哺乳類の進化を促したウイルスもあります。すなわち、宿主のDNAを書き換える力を持ち、哺乳類の胎盤の形成に関与したといわれているレトロウイルスです。本書ではレトロウイルスの驚くべき力についても解説します。 さらに、「そもそもウイルスとは何か?」、「新型コロナウイルスのワクチン」などのテーマも解説。「多次元」のウイルス学を提唱している著者が京都大学で行なっている、1回生(全学部)向けや医学部2回生向けの授業などの内容を収録した、著者初の単著です。高校生でも十分理解できるよう、わかりやすい解説を目指しました。
レビュー(61件)
脳みそが 悪いので 理解するのに 苦労しました。が、 知らないより わかったこともあるし。とても 良かったです。この本に出合えてよかったです。
勉強になりました。
ウイルス学者の責任を拝読しとてもわかりやすく書かれてあったので興味深くこの本も買いました。これから生きてく上で役に立つ事も書いてあるので皆さまも是非是非読んで下さい。
にゃんこ先生
宮沢先生の熱い講演を拝聴させていただき、もっと詳しく知りたいと購入に至りました。 未だ未読ですが、コロナ禍よりもずっとずっと前から私たちを救おうと懸命に活動をしてくださっていたとのことなので、楽しみです。
去年からずっと気になっていた商品でやっと購入を決めました。 内容は難しいのですがそれでもかなりわかりやすく書かれていて時々図もあるので理解しやすい本でした。 ウイルスに関して段々と面白い!と思えてきてページがどんどん進みました。 家族にも読んでもらいたいです。
とてもわかりやすい内容で、一気に読めました。