京大での講義「哲学基礎論」の際に黒板に書かれた解説図をすべて再現。現代哲学の基本的考え方をわかりやすく、しかも水準を落とすことなく「図説」する。今回の“表現・テキスト・解釈”編は、人と人との理解や文学作品の理解、文化の理解といった現代社会で一番重要なテーマを扱っている。例えば、一人一人の「個性」とはなにか、解釈とは「作者の意図を把握すること」といってよいのか、絵画の技法としての「遠近法」のもっている哲学的意味はなにか、さらには「地平の融合」という解釈学の理論の意味は…、こういったテーマに関して読者を深い思索へと誘う。工夫を凝らした解説図を「地図」がわりにした、思索の旅のガイドブック。
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