生物の科学 遺伝 2024年1月発行号(Vol.78-No.1)
特集:脊椎動物のからだはどのように進化したのか -形態進化研究最前線
私たちヒトを含む脊椎動物のからだの形の多様性は,進化の中でどのようにできてきたのか。
近年,発生過程(特に形態形成遺伝子)に注目する進化発生学(evo-devo:エボデボ)の発展と,最新技術を駆使した化石の研究(古生物学)の進歩により,これまで謎であった脊椎動物の進化が次々と解き明かされている。
本特集では,顎関節を持たない脊椎動物からコウモリまで,最前線を走る若手研究者たちが最新の研究成果を交えて,巻頭グラビア11頁付きで解説する。
ほか第2期が始まる「シゴト×セイブツ」など各連載も必見(「実験観察の勘どころ」「高校生物・ワクワク宣言!!」「植物を集める!!」)。
◎巻頭グラビア
脊椎動物形態進化研究の現場
◎特集:脊椎動物のからだはどのように進化したのか -形態進化研究最前線
総論.脊椎動物の形態進化(平沢 達矢(東京大学))
1.脊椎動物の起源と円口類の進化(鈴木 大地/吉本 賢一郎(筑波大学))
2.古生代の脊椎動物 -形態進化の黎明期を探る(平沢 達矢(東京大学))
3.脊椎動物の陸上進出前後における肩の進化 -発生由来が光を当てる擬鎖骨の新旧進化シナリオ(黒田 春也(金沢大学))
4.哺乳類の顔をつくる -顎の進化発生学と前上顎骨の相同性問題(東山 大毅(東京大学))
5.コウモリ類の超音波器官の形づくり -エコーロケーションの進化的起源に迫る(野尻 太郎(順天堂大学))
◎連載
シゴト×セイブツ
[第11回]「第2期」開始にあたり(道上 達男(東京大学))
実験観察の勘どころ
単なるマニュアルではない「実験・観察の勘どころ」-2024年も期待(半本 秀博(放送大学埼玉学習センター))
ニンジン形成層からの組織培養 -成功率を上げるための勘どころ(花輪 俊宏(湘央生命科学技術専門学校))
高校生物・ワクワク宣言!!
メダカの配偶行動に迫る -三人の部員による地道で素敵な挑戦(三浦 清武(福岡県立修猷館高等学校))
植物を集める!!
[第12回]タマネギ(長田 敏行(東京大学名誉教授,法政大学名誉教授))
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