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映画「不思議の国でアリスと Dive in Wonderland」原作 2025/8/29(金)全国ロードショー 監督:篠原俊哉 アニメーション制作:P.A.WORKS 【原文の言葉あそびの楽しさそのまま! 現存するアリス訳の中で、文句なしの最高傑作! しかも新訳!!】 ●ここがポイント (1)なんといっても新訳!! 今に息づく、美しい日本語でアリスが読めます。 難解で読みづらいなんてこと一切なし! そしてくずれた日本語でもありません。 アリスの上品かつかわいらしい台詞を楽しめます。 (2)アリスの面白さはライム(韻) 本作が出版される以前、日本では「アリスの面白さは原文を読まないとわからない」と言われてきましたが、それほどにキャロルは英語の響き(韻をふむこと)の面白さを作中の詩にこめていたのです。 そのため、本作では、とくに詩の韻を重視して訳出されています。これは他に類を見ない試みでしょう。 ネズミが、イヌにい【わく】、 「そいつはあまりに迷【惑】、 陪審員も裁判官もいない裁判なんて、《なんの意味もない》。」 「どちらもおれさまが演じ【分く】。」 ずるいフューリーがい【わく】、 「おれさまがみんごと死刑の判決下しゃ、《きさまの命はない》。」 ※【 】《 》で韻がふまれています。 (3)詳細な解説付き&詩の楽譜も! 訳者あとがきには、物語が生まれたいきさつや、作品に関する詳しい解説・裏話が読めます。 ・作中に白ウサギを登場させた、キャロルの意図とは? ・ヤマネの話にでてくる三姉妹はだれをあらわしている? ・「海の学校」のビジツ先生って? アリスファンならニヤリとしてしまうこと、まちがいなし! おまけに、それぞれの詩の楽譜もついています。 「かわいいぼうやにゃ どなりましょ♪」(コショウの子守り唄)を楽譜にあわせて歌いましょう! (4)テニエルの挿絵満載! 本書にはテニエルの挿絵が掲載されています。なんと、41点も! ぱらぱらめくって絵を見るだけでもたのしめます。 ●あらすじ ある昼下がり、アリスが野原でうとうとしていると、懐中時計を持ったおかしな白ウサギが走ってきた。ウサギを追って、地球をつきぬけるような深い穴に落ちると、そこはふしぎの国だった! チェシャーネコや三月ウサギ、帽子屋、ハートの女王など、ひとくせもふたくせもあるキャラクターたちが繰り広げる、夢と幻想の国。ユーモアあふれる世界児童文学の傑作を、原文の言葉遊びの楽しさをそのままに翻訳した、新訳決定版! 1 ウサギの穴に落ちて 2 涙の池 3 党大会レースと長い尾話 4 ウサギのお使い、小さなビル 5 青虫が教えてくれたこと 6 ブタとコショウ 7 おかしなお茶会 8 女王陛下のクロッケー場 9 海ガメもどきの話 10 ロブスターのおどり 11 タルトをぬすんだのはだれ? 12 アリスの証言 訳者あとがき
レビュー(147件)
持ってるのに…
持ってるのに、 完全にパケ買いです!!笑笑 可愛い表紙に惹かれました。 セットで購入!!
ルイス・キャロルの挿絵のある本が欲しくて 単行本はあったのですが大きくて少々不便 手軽に読める文庫本が欲しくたまたま見つけ購入しました
ネタバレになるので、コメントはしません。
子供が原作を読みたがったので購入しました。あっという間に読んでしまいましたが、楽しかったそうです。
ジョン・テニエルの挿絵がちりばめられているのが嬉しいです。やはり「アリス」といえばテニエルの絵が思い浮かびますので。私が幼少期に読んだ本とは訳者が異なり、若い先生が手掛けておられますが、訳文もたいへん読みやすく楽しく読んでおります。