音楽が、天文学、数学、物理学、生物学などの自然科学分野に与えた影響を、古代から現代に至る壮大なスケールで明らかにする画期的な著作。
ケプラーの法則に音楽が影響を与えたのは有名だが、本書はさらに、無理数、光の波動説、電磁気学、電信、そして量子力学の誕生にまで音楽が関与していたことを明らかにする。また、科学史を科学革命やパラダイムシフトという観点ではなく、連続的にとらえ直そうとする野心的な本でもある。
1章 音楽と古代科学の起源
2章 オレームの夢
3章 動かないものを動かす
4章 無理数を聞く
5章 ケプラーと地球の歌
6章 デカルトの音楽修業時代
7章 メルセンヌの宇宙の調和
8章 ニュートンと長六度の謎
9章 オイラーーー音楽の悲しみの数学
10章 オイラーーー音から光へ
11章 ヤングの音楽的光学
12章 電気の音
13章 「場」を聞く
14章 ヘルムホルツとサイレン
15章 リーマンと空間の音
16章 原子を調律する
17章 プランクの宇宙のハルモニウム
18章 聞こえないハーモニー
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