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こだわりが強く、対人関係が不器用なアスペルガー症候群。他人の気持ちや常識を理解しにくいため、突然失礼なことを言って、相手を面食らわせることも多い。子どもだけでなく、働き盛りの大人にも見られるが、自覚がないまま、生きづらさを抱えているケースがほとんど。日本でも激増し、深刻な問題となっているが、シリコンバレーでは一割の人が該当するとも。家庭や学校、職場で、どう接したらいいのか?改善し、特性を活かすには?すべてを網羅した一冊。
こだわりが強く、対人関係が不器用なアスペルガー症候群。他人の気持ちや常識を理解しにくいため、突然失礼なことを言って、相手を面食らわせることも多い。子どもだけでなく、働き盛りの大人にも見られるが、自覚がないまま、生きづらさを抱えているケースがほとんど。日本でも激増し、深刻な問題となっているが、シリコンバレーでは一割の人が該当するとも。家庭や学校、職場で、どう接したらいいのか?改善し、特性を活かすには?すべてを網羅した一冊。
レビュー(121件)
ASDを客観的に理解すことができる入門書
ASDやADHDといった発達障害を客観的に説明している書籍です。 専門用語は用いられていますが分かりやすい補足もされているので比較的理解しやすいと思います。 ASDの具体的な特徴を例を上げていくつも取り上げられており、著名人でその特徴が見られる人物についての記述も多いので、発達障害をより身近に感じることができます。 私自身診断こそされていないものの、かなり強いASDタイプの人間なので、私にとっては自分自身の取扱説明書を読んでいるような気分になりました。 ほとんどの発達障害関連書籍において言えることですが、これらの書籍は本人よりも定型発達の人々にこそ読んでほしい内容が多く記載されています。発達障害の人が誤解されることが多いのは相互理解がなされていないからです。それはお互いにとってとても大きなデメリットだと感じます。双方の歩み寄りと相互理解の努力、そしてお互いの短所を補い合う関係を構築することができれば、それはどちらにとっても有益であると考えます。
人間の脳の仕組みをとてもわかりやすく解説されていて、 また脳の思考力や記憶力を高めるノウハウも どれも割と簡単にできることばかりだと思うので、 実践しやすくてとても良かったです。 今後もこの本を参考にやっていきたいと思います。
アスペルガー症候群
孫が発達障害と言われ、発達障害についての知識を深めたいと購入しました。とてもわかりやすく、読みやすく、とても参考になりました。
ポジティブな視点による解説・対処法
アスペルガー症候群は、”発達障害”に含まれる病名です。 過日購入した、星野仁彦著『空気が読めないという病』 に続いて、 発達障害について更に深く知りたいという思いから、本書を購入 しました。 . 病=疾患というと、一般的には負のイメージしかありませんが、 アスペルガー症候群を持つ人々の場合、生まれ持った性質をうまく 生かし、豊かな人生をおくることが可能であると、著者は多くの 具体例を挙げて解説しています。 . この病気が他人事でなく、日々身近に接している人々(もしくは 自分自身)の中に潜んでいる可能性が高いことや、正しい対処法が あらゆる角度から提示されており、この病に対して常にポジティブな 姿勢をくずさない著者に、好感を覚えました。 . 公私共に様々な形の人間関係の中で生きている私たちにとって、 今後の人生の羅針盤となってくれそうな著書との出会いに感謝 しています。 .
気になって…
子供の行動が、アスペルガー症候群に似ていると思い購入しました。 結果、病院に行って調べてもらいましたが、アスペルガー症候群ではありませんでした。 本の内容は、色々なアスペルガー症候群の事例をあげて、わかりやすく解説されていました。 知れば知るほど、アスペルガー症候群は、奥が深い事が良くわかりました。