1122（7）
発売日
: 2020年07月20日
著者／編集
: 渡辺 ペコ
出版社
: 講談社
価格
: 759
ISBN
: 9784065199114
- 15
- 4.27
「公認不倫」を選択した夫婦・いちことおとや。“恋人”の美月と別れたおとやは、いちことの絆を確かめるが、美月の言葉が呪いとなりセックスができない。そんな中、いちこの風俗体験を知り傷ついたおとやは家出をし、しばらく別居することに。ある日、体調の悪いいちこの看病にかけつけたおとやは、EDの不安など本心をいちこに打ち明ける。おとやの言葉を真剣に受け止め悩むいちこに、風俗体験で知り合った礼から「会いたい」と電話が来て……。一方、妊娠した美月と志朗は、夫婦関係を再構築するために努力していた。海外に転居する前におとやに会って謝りたいと願う美月は、おとやと再会してーー。セックスレス、公認不倫、妻の風俗、夫のED、別居……悩んだり迷ったり間違ったりしながら、たどりついた夫婦の“今”がある。これから選び取る、幸せのかたちとは。「結婚」とは何かを問いかける意欲作、ついに完結！ 息をつかせぬクライマックス！！
レビュー(15件)
意外とあっさり終わってしまった印象です。 ミニいちこが見えなくなったのは、自分を見失った？本心に蓋をしたって事なのかな？
いちこちゃんを苦しめて、おとやを傷つけた美月が、旦那とよりを戻すって、腹が立って仕方ない。浮気して相手を傷つけたのになんか上目線の美月が本当に嫌い。旦那もこんな事をしでかした妻を許せるのだろうか？ また、一緒に生きて行く事を決めたいちこ＆おとや夫婦も今までのお互いの事を許せるのかな？
不妊治療の辛さ…こんな病院、まだまだあるのかな…なんか夫婦って2人じゃなくて、繋ぐ何かか必要だったり、繋ぐもので気付くことってあるんだな… 私は美月さんの夫が、1番好きです。奥さんを愛してるんだな… 5巻くらいからなんか内容が辛く最後は、ひねりが無いな…
意外にスッキリとした終わり方
これまで色々な問題提起があったストーリーでしたが、最終巻は夫婦やカップルの形は人それぞれだなぁ、と思わせるような意外にスッキリした終わり方でした。
渡辺ペコさんのファンです。漫画の絵も話も好きなのが多いです。夫婦の不思議なあり方のお話ですが、なんとなくいちことおとやが好きになれませんでした。でも面白かったです。