【輸入盤】レクィエム ヘレヴェッヘ&ロイヤル・フランダース・フィル(2CD)
ドヴォルザーク:レクィエム(2CD)
ヘレヴェッヘ&コレギウム・ヴォカーレ、ロイヤル・フランダース・フィル
合唱指揮者出身のヘレヴェッヘは、声楽の扱いに見事な手腕を発揮することでも有名で、これまでリリースした宗教音楽録音にも、作品の姿を改めて認識させるかのような特別な美意識の投影されたものが多かったように思います。
レクィエムの録音などはその代表例で、フォーレやモーツァルト、ジル、カンプラ、ブラームスなど数多くの作品で澄み切った合唱をベースにした美しい演奏を聴かせていました。
今回は、バッハのロ短調ミサからの引用によって曲が開始されるというドヴォルザークによるレクィエムということで、しかもヘレヴェッヘはドヴォルザークのスターバト・マーテルの録音ですでに素晴らしい演奏を聴かせていただけに、今回のリリースは注目度の高いものと思われます。
【ドヴォルザークのレクィエム】
ドヴォルザークの宗教音楽の素晴らしさを伝える傑作とされるのが円熟期に書かれた『レクィエム』。この作品は、バーミンガム音楽祭の委嘱により作曲されたもので、1891年にドヴォルザーク自身の指揮によってバーミンガムで初演されています。
『レクィエム』は演奏時間90分前後の巨大な作品ですが、素朴な情感を漂わせた美しい旋律に彩られる場面が多いため、長さの割には親しみやすく、敬虔なカトリック信者でもあったドヴォルザークが込めた深い祈りの美しさから、神への畏敬を示す荘厳で激しい音楽まで広大な表現レンジを持った音楽が味わえます。ロ短調ミサからの引用によって曲が開始されるのも興味深いところです。(HMV)
【収録情報】
● ドヴォルザーク:死者のためのミサ曲(レクィエム) op.89
イルセ・エーレンス(ソプラノ)
ベルナルダ・フィンク(メゾ・ソプラノ)
マクシミリアン・シュミット(テノール)
ネイサン・バーグ(バス)
コレギウム・ヴォカーレ・ヘント
ロイヤル・フランダース・フィルハーモニー管弦楽団
フィリップ・ヘレヴェッヘ(指揮)
録音時期:2014年4月28-30日
録音場所:アントワープ、デシンゲル
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
Disc1
1 : Requiem 'ternam Kyrie eleison
2 : Requiem 'ternam
3 : Dies ir'
4 : Tuba Mirum
5 : Quid sum miser
6 : Recordare,Jesu pie
7 : Confutatis maledictis
8 : Lacrimosa
Disc2
1 : Domine Jesu Christe
2 : Hostias
3 : sancte benedictus
4 : pie jesu
5 : agnus dei
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