別れ、そして喪失ーー人生の大きな変化にむきあい、のりこえていくために。『いつでもあえる』の菊田まりこが贈る、心とからだに効くやさしい寓話
永遠なんてないけれど、この世界できみが出会ったものは、ずっときみとともにありつづける。だから、きっとだいじょうぶ
少女は不安で、悲しくて、眠れない夜をいくつもすごしていました。そんなある夜、目にしたふしぎな人ーー月の精は、少女を夜の世界へと連れ出します。そして、たいせつな人を失って、生きていくことがこわくなっている少女に語りかけます。永遠なんてこの世にないけれど、それでも、この世界で出会ったものは、自分の中にありつづけるということ。どんな苦しくてつらい夜もいつかは明けて、明日という日がやってくるということ。明日には、新しい自分がいるということ。だから、きっとだいじょうぶ。安心して、どんな夜もどんな日常ものりこえていくといいーー。あたたかいイメージと言葉の奔流が、心にじんわり沁みわたっていく、珠玉の寓話。
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