「神宮前」は、いかにして世界屈指のファッションストリートとなったのか?
1980年代以降、生産の場が途上国に移転し、デザイン機能のみが先進国に残ったアパレル産業。
グローバルな再編を通じて発展する衣料デザインの現場とそれを支える地元住民、文化としての発展に寄与した雑誌メディア、そして投資に舵を切った高級ブランド巨大資本……多様なプレイヤーたちがもたらした新たな都市の成長を、都市社会学の観点から追う。
衣料デザイン、まちづくり、そして不動産投資ーー
せめぎ合う「グローバル」と「ローカル」、20年の軌跡
第1章 高級街区・表参道と都市細街路・裏原宿の変容過程
第2章 都市社会学の先行研究と本書の位置づけ
第3章 住宅街から高級衣料文化生産グローバル拠点への変容
第4章 地元住民を中心としたあたらしい地域集団の形成
第5章 衣料文化生産者から機関投資家主導の都市細街路成長へ
第6章 知識生産・文化生産・地域社会の結びつきによる都市の持続的成長
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