現代の通念としての教育は、実利・順応・学力といった「強さの力」に傾き、人間形成を目指していないようである。しかし、古い人間の概念は、そうした時代の風潮・趨勢を超えたところにある。しかし教育を、様々な意味・価値を語る土台としての、”古くて新しい”人間の概念として、新たに語りなおすことができる。これが、本書のテーマである。
序章 〈心の眼〉と人間性ーベルクソンの方へ 第1章 〈心の眼〉に見える像ーアウグスティヌスのアニマ 第2章 〈神を見る〉という隠喩ートマスの知性 第3章 〈魂の根底〉に生じる像ーエックハルトの存在 第4章 恵みに与る意志ーエラスムスのアニマ 第5章 アニムスの喚起ースピノザの〈心の眼〉 終章 〈自然〉の分有ーベルクソンと人新生 文献一覧
レビュー(0件)