現代の臨床医学において、核医学的イメージング法は、循環器、脳、癌を初めとするあらゆる診療分野において欠くことのできない非侵襲的診断法となっている。その基には、ポジトロン核種を含む新しい放射性同位元素が容易に利用できるようになったこと、新しい放射性医薬品が開発され、これまで他のモダリティーでは得られなかった生体情報が収集できるようになったこと、機器の発達により、撮像時間の短縮や分解能が向上し、診断精度の増大がもたらされたこと、新しい情報処理法が開発され、得られる情報量が増加したこと、等が挙げられる。本書では、このような核医学診断法の基礎的原理から、最近の進歩までをまとめ、解説したものである。
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