それでもわたしたち、この家で暮らしてよかった。
人生の喜びも悲しみもすべて包み込む、
本屋大賞受賞作家が贈る傑作家族小説。
築21年の三階建て一軒家を購入し、一階部分を店舗用に改築。美容師の美保理にとって、これから夫の譲と暮らすこの家は、夢としあわせの象徴だった。朝、店先を通りかかった女性に「ここが『不幸の家』だって呼ばれているのを知っていて買われたの?」と言われるまではーー。わたしが不幸かどうかを決めるのは、他人ではない。『不幸の家』で自らのしあわせについて考えることになった五つの家族をふっくらと描く、傑作連作小説。
レビュー(343件)
読書日記
2022年12月19日読了 中篇。あんまり面白くなかった。 本屋大賞受賞作家らしいので面白くないんだろうなと思っていたら、やっぱり面白くなかった。 短篇連作みたいな感じだけど、それぞれ第一章、第二章みたいにしていたので、中篇とする。 一つの家をめぐる五つの家族(?)の物語。時間をさかのぼる形の章立て。不幸な女の人がいっぱい出てきて、それが何か嫌だった。しかも、その不幸な理由が、古風な考えの夫などによるもの。今どきそんな男はいないだろうとか思うけど、いるからこういう本ができるのかもとかも思った。それか、単に分かりやすいからか。こういう感じで女の人生みたいな本はちょっと前にも読んでいて、よく考えたら結構読んでいるような気もして、もしかしたら一つのジャンルになっているのかもしれない。 同じ本を読んだ妻は、「面白かった。けど、最後とかのまとめている所が、ちょっと」と言っていた。
「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読んで、町田さんの本が読みたくなった。 表紙はいいのに、タイトルもう少し、何とかならなかったのか…。というところで、★4です。 内容は、五話の短編連作で、一話から後続話の伏線が至る所にあって、すぐ引き込まれて、一気読み。 自分の周りには、あまりいない苦労する人たちがどう幸せを見つけていくのか、どこに見出すのか、 その描写がとても素晴らしいと思った。
うつくしが丘の不幸な家
本屋大賞の町田そのこさんの作品、初めての作家さんでしたが、タイトルに惹かれて読んでみました。 短編集で人によって幸せは違うけれど、それを見つけるそんなお話です。
幸せとは何かは人によって違う
美しが丘に不幸の家と言われる場所がある。そこに移り変わり住んでは去っていく人々のお話。短編集だけど最後まで読んだ人にはわかる、お話のつながりが見える。幸せとは人によって違うもので、それを見つける人々が愛おしい本。 単行本を先に買って読んでいたが、表紙の美しさに惹かれ文庫も購入させてもらった。