「運は天から舞い降りてきたわけではない。たくさんの人によってもたらされた」と筆者は語る。「手を包帯したお母さん」「手のない書家」「千本の手」。さまざまに称される中でその人たちと向き合い続けてきた。書家として、ケースワーカーとして、妻として歩んだ日々の豊かな経験と、数々の出会いの旅路を綴る。
手と縁(えにし)の章
母/学校の洗礼/兄の結婚
社会福祉との出会い/里親さがし
孤独と心の扉/海外研修
家族の死/児童福祉の法改正
書と画の章
村上翠亭の教え/手のない書家
宇野マサシと出会う/絵と放浪と出会いと
清と濁の章
画家との結婚/二人三脚
境涯の書、書の流れ/不夜城の街
原田芳雄と唐十郎/忘れえぬ人
葛藤の日々と根おろし/初めての夫婦展
利行と飛田遊廓/縁と兄の死
四ッ葉のクローバーそして旅の先
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