廃業寸前の会社を打ち出の小槌に変える オーナー社長の最強引退術
赤字、零細企業でも後継者は必ず見つかる!
経営権を譲渡し、財産権を残す“新しい事業承継の形"
後継者候補探しから承継のスキームまでを徹底解説
後継者不在で、廃業してしまう会社が日本にはたくさんあります。
引退を考える際、廃業は最後の選択肢としておいておき、
まずは承継の道を探ってみてください。
会社を継ぎたいと思っている後継者候補はきっといます。
赤字でも零細でも、その事業に魅力を感じる人はいるのです。
日本政策金融公庫総合研究所が2020年に実施した調査によると、
廃業を予定している60歳以上の中小企業経営者(1万3,193件)のうち、
およそ7割もの企業が「業績不振が理由ではない」と答えています。
引き継がれるべき中小企業も廃業に追い込まれてしまう背景には、
後継者不足が関係しています。
事業承継は「親族内承継」「社内承継」「M&A」が主流です。
しかし、少子化の影響で会社を引き継ぐ子や孫がいない、
社内承継をしたいが承継者が多額の株式を買い取ることが難しい、
など一筋縄ではいきません。結果、廃業を選択する中小企業が少なくありません。
そこで著者が提案するのは、
株式をほとんど買わずに経営権だけを継承する新しい事業承継です。
本書では、一介の保険営業マンであった著者が、
営業先の企業を継いでほしいと頼まれたことから生み出した
新しい事業承継の形について自身の経験を交えて解説します。
レビュー(3件)
著者の実体験から、経営者へのメッセージがわかりやすくまとめられている。後継者探しに苦労されてる方や、新たに経営者を目指している方にオススメの一冊。
まだ読んでいませんが、これから楽しみです。
”第4の事業承継”という新しい道
本書は、中小零細企業の事業承継において、親族や社内に後継者が居ないという問題を解消すべく、オーナー社長と後継者がWin-Winの関係で承継していくための方法を、筆者の理論と実体験を交えて提唱している。 その方法は”第4の事業承継”と呼び、株式の引継ぎ方を工夫することで、社外から優秀な後継者を招き入れるというもの。オーナー社長は「会社のDNA」を引き継ぎ、年金のように配当金を得ながら豊かな人生を送る。一方、後継者は、カネ・ヒト・モノを与えられた状態で社長業を継げるメリットがあると述べている。 また、オーナー社長がマッチングから経営の引継ぎ、そして引退に向けてすべき25のことを具体的な方法やヒントを提示しており、オーナー社長のみならず、後継社長を目指す方もこれらの解決策を心得ていれば、事業承継へのスピードアップと発展に繋がりそうだ。 本書を読んで、事業承継とは、単なる会社の売買ではなく、実は人間味があり社会的意義のある世界であることを思い知った。 私はサラリーマンから起業し経営者になることを志しているが、後継社長を目指すのもアリだと思った。