男を惑わす<危険な女>の秘術
男を破滅させずにはおかない運命の女femme fatale--魔性の魅力の秘密は何か。宿命の恋の条件とは。フランス文学から読み解く恋愛の本質、小説の悦楽。
第1講 健気を装う女ーー『マノン・レスコー』
第2講 脳髄のマゾヒズムーー『カルメン』
第3講 「小娘」が化ける瞬間ーー『フレデリックとベルヌレット』
第4講 自らに恋を禁じたプロフェッショナルーー『従妹ベット』
第5講 「金銭を介した恋愛」のルールーー『椿姫』
第6講 ファム・ファタルの心理分析ーー『サランボー』
第7講 悪食のファム・ファタルーー『彼方』
第8講 「恋と贅沢と資本主義」の女神ーー『ナナ』
第9講 「失われた時間」への嫉妬ーー『スワンの恋』
第10講 ファム・ファタルとは痙攣的、さもなくば存在しないーー『ナジャ』
第11講 「神」に代わりうる唯一の救済者ーー『マダム・エドワルダ』
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