アメリカ(シカゴ・ニューヨーク)に3度、通算10年の勤務経験を持つ著者が、3度目のニューヨーク駐在となった2年余りの単身赴任期間中に、自らの経験・見聞に対し感じたことを綴り続けた約100話の中から、18話を選んで編集したのが本書です。元になった話を書いたのは2011年から2013年ですが、この街のダイナミックな変化を作り出すエネルギーの奥にある本質(本書によればこれがニューヨークの文化)は、幾年の時を経ても何ら変わることはありません。日常の何気ない風景や事象に対して、生活基盤を置いた日本人ビジネスマンとしての目線を入れつつも、シリアス過ぎない、肩の凝らない読み物になっています。これからニューヨークに赴任する方(あるいは将来赴任したいと思っている方、旅行に行く方にも)にはちょっと変わった角度の案内書として、また、ニューヨークに赴任経験のある方には想い出再興のきっかけとしてご一読いただければ、著者には望外の喜びです。
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