自分もアスペなので、買って読みました。当事者「研究」なので、少しかたいです。同じような内容であれば、同じ著者の「つながりの作法」の方がスラっと読めました。内容は、素晴らしいです。アスペ当事者の本は、「私はこうしてアスペを克服しながら生きている」というスタンスなのですが、この著者は、苦しみが迫力を持って伝えている感じがして共感できます。,私も当事者なので感覚は、よくわかりました。著者さんはもっと書きたいことがあったんだろうなぁ・・と思いました。。 なかなか自分を説明するのは難しいのですよね・・,日本でも当事者研究が進んできましたね。生の声を聞くことはたいへん勉強になります。もちろん,鵜呑みにすることは危険ですが…。,いわゆる自閉症と言われる方が自閉症について語ったドナ・ウィリアムズ、テンプル・グランディンの本を読んでいましたが、この本は、日本のアスペルガーの診断を受けた方の本です。症状も千差万別の部分はあると思いますが、特徴的なことがとてもわかりやすい日本語で表現されていると思います。図解もあります。読んでいて、とても納得でき、障害があるという人とそうでないといわれる人との境目がぼやけ、みんな同じ人間なんだと、当たり前のことを感じました。,綾屋さんの身体的な・知覚的な・さまざまな体験が語られていく、その詳細さに圧倒されました。なんとなく感じているような「お腹がすいた」とかをひとつとっても、こんなにプロセスがあるのか、と。そんな中、終盤に少し描かれている綾屋さんのお母さんや共著者である熊谷さんとのやりとりから、それでもつながりあうことができるんだ、と、可能性が感じられたことを嬉しく思います。
レビュー(18件)
少し硬いです
自分もアスペなので、買って読みました。当事者「研究」なので、少しかたいです。同じような内容であれば、同じ著者の「つながりの作法」の方がスラっと読めました。内容は、素晴らしいです。アスペ当事者の本は、「私はこうしてアスペを克服しながら生きている」というスタンスなのですが、この著者は、苦しみが迫力を持って伝えている感じがして共感できます。
当事者ならでは
私も当事者なので感覚は、よくわかりました。著者さんはもっと書きたいことがあったんだろうなぁ・・と思いました。。 なかなか自分を説明するのは難しいのですよね・・
日本でも当事者研究が進んできましたね。生の声を聞くことはたいへん勉強になります。もちろん,鵜呑みにすることは危険ですが…。
わかりやすいです
いわゆる自閉症と言われる方が自閉症について語ったドナ・ウィリアムズ、テンプル・グランディンの本を読んでいましたが、この本は、日本のアスペルガーの診断を受けた方の本です。症状も千差万別の部分はあると思いますが、特徴的なことがとてもわかりやすい日本語で表現されていると思います。図解もあります。読んでいて、とても納得でき、障害があるという人とそうでないといわれる人との境目がぼやけ、みんな同じ人間なんだと、当たり前のことを感じました。
綾屋さんの身体的な・知覚的な・さまざまな体験が語られていく、その詳細さに圧倒されました。なんとなく感じているような「お腹がすいた」とかをひとつとっても、こんなにプロセスがあるのか、と。そんな中、終盤に少し描かれている綾屋さんのお母さんや共著者である熊谷さんとのやりとりから、それでもつながりあうことができるんだ、と、可能性が感じられたことを嬉しく思います。