父さんが故郷に帰って農場の仕事を始めることになったため、サクランボというあだなの十六歳の双子の女の子、バーブロとシャスティンも、初めて自然の豊かな田舎で農場暮らしをすることになりました。家を改装し、農場で働く人たちと仲よしになり、二人も、ミルク運びや雑草取りなどの農作業に取り組みます。もちろん、働くだけではなく、近所の同年代の仲間たちとハイキングや釣りやパーティに行ったり、夏至まつりを楽しんだり…。そして二人にはそれぞれ、好きな人もできますが…?双子の一人、バーブロが語る農場の日々は、楽しさとユーモアでいっぱい。“子どもの本の女王”アストリッド・リンドグレーンが、農場の娘として育った自らの幸福な記憶をたっぷりそそぎこんで描いた、生き生きと楽しい少女小説、本邦初訳。10代から。
レビュー(6件)
タイトルの「サクランボたち」とは、双子の女の子たちのこと。 二人のお父さんがそう呼びます。 10代、高校生の年齢の主人公。 好きな男の子がいるのに、都会的な男の子にも惹かれてしまったりする、その年頃の女の子をよく描いています。 農場暮らしの様子も色々書かれています。 ただし、大きな出来事は起きないので、全体的に話が平坦気味とも言え、半分を過ぎたところで飽きてしまいました。
今年はリンドグレーン生誕100年
「ブリットーマリはただいま幸せ」に続いて発表されたリンドグレーン作品。「やかまし村」シリーズが好きなら必読。 1945年の作品ですが、リンドグレーンの柔軟で自由な考え方があふれています。