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まえがき 序 章 1 自動車の問題性 2 市民的権利の侵害 1 自動車の普及 1 現代文明の象徴としての自動車 2 自動車と資本主義 3 アメリカにおける自動車の普及 4 公共的交通機関の衰退と公害の発生 5 一九七三年の新交通法 2 日本における自動車 1 急速な普及と道路の整備 2 都市と農村の変化 3 非人間的な日本の街路 4 異常な自動車通行 3 自動車の社会的費用 1 社会的費用の概念 2 三つの計測例 3 新古典派の経済理論 4 社会的共通資本の捉え方 5 社会的コンセンサスと経済的安定性 6 市民的自由と効率性 7 社会的共通資本としての道路 8 自動車の社会的費用とその内部化 4 おわりに あとがき
レビュー(42件)
経済を学ぶ人にとっては古典とも言える一冊だと思います。自動車に乗る人が、いかに軽い負担で、いかに大きな影響を社会に与えているか、よく分かりました。経済にとどまらず、人権や他者との共存という切り口から読み進めていける本だと思います。