読解力アップにつながる! ふくしま式「本当の漢字力」が身につく問題集
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【対象】主に小学生ですが、中高生や大学生、大人でも活用できます。問題レベルとしては小学4年生以上が適していますが、漢字自体は1〜3年の字もたくさん登場しますから、3年生以下でも手元に置いておくと参考になるはずです。
【本当の漢字力とは?】本当の漢字力とは、「書き取り力」でも「読み取り力」でもなく、いわば「意味取り力」です。より正確に言えば、それは「意味」をも包括する概念である、「イメージ」を身につける力です。
【「漢字のイメージ」をつかめば、読解力は確実に向上する】
たとえば「現在・過去」。これを「今・昔」とするのは、単なる「意味」です。そうではなく、「見えている今・見えていない昔」「形ある今・形なき昔」とするのが、「イメージ」です。ポイントになるのは、「現」という一字です。「現」という字は、「見えている」「形ある」というイメージをもちます。これをもとに「現在」を解釈します。さらに、それをもとにして、反対語である「過去」をも解釈する。それが、今挙げた例の仕組みです。
「現」を使った熟語には、「現金」「現物」「出現」「現象」「具現」など多々ありますが、どれも「見えているイメージ」「形あるイメージ」がありますね。このようにして、語彙力を増強していくわけです。
一方で、読解力とは何でしょうか。それは、書き手のメッセージを失うことなく、表現だけわかりやすく変換する力です。そのために不可欠なのが、「イメージ」なのです。
1「我々は現在にとらわれすぎている」→「我々は形ある今にとらわれすぎている」
2「過去を振り返ろう」→「形なき昔を振り返ろう」
3「過去から得られる教訓を具現化しよう」→「形なき昔から得られる教訓を形にしよう」
4「それが、現在をつくるのだ」→「それが、形ある今をつくるのだ」
これが、イメージをもとにした読解です。より詳しくは、サイト掲載の実物ページをごらんください。
レビュー(2件)
読解力の無い息子のために、このシリーズの本を買いあさっています。 少しずつ、勉強を進めて行きたいと思います。
続編を期待します。
ふくしま式問題集としては期待外れな感がありました。その理由は、 1.型を重視するのがふくしま式の真骨頂であるにも関わらず、型よりも内容を重視している。型を重視するなら通常の漢字ドリルの方がよい、ようにも思う。 2.漢字を意味でなくイメージとして捉える、という観点はとてもよいと感じた。しかし、肝心のイメージがテレビで他の国語教師が行う、漢字の成り立ち説明、程度にとどまっている。漢字の持つイメージの説明にとどまらず、さらに普遍的な法則としてのふくしま式イメージングを展開して欲しかった。徹底的にイメージを具現化し、絵や表、類似、相違のグラフなどを用いた数学的国語(くらべる、いいかえる、たどる)の構図が見たかった。 3.意味から語彙を問う例題は内容的に秀逸であったが、漢字を覚える、という点では難易度が高いと感じた。 全体的に、個々の漢字の意味を取り扱わざるをえないという点で、他の、型を学ぶふくしま式問題集と比較して何を学ぶかが明確でない、と感じた。漢字を覚えるにには、字から意味、の方が取り組みやすく、意味から字、は漢字の基礎を習得したうえでの、発展形としてさらに漢字力を固定するための取り組みと思う。そういった意味で、漢字を覚えている途中の小中学生には向かず、大人向けの本と思う。しかし大人向けにしては内容は一般的である。無双と思うふくしま式が生かされていない点でとてももったいないと感じている。 ふくしま式漢字力、の続編を期待いたします。