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漫画界のレジェンド・萩尾望都が女子美術大学で行っている特別講義を収録。漫画家自身が創作の秘密を語ります。 漫画界のレジェンド・萩尾望都が女子美術大学で行っている特別講義を収録。漫画家自身が創作の秘密を語ります。40年ぶりの再開で話題となった『ポーの一族』のストーリーが生まれるまで、『イグアナの娘』の背景にあった実母との葛藤など、作品誕生にまつわるエピソードが盛りだくさんです。さらに、デジタルとアナログの手法を用いて繊細な画面ができるまでの工程も初公開。ここでしか見られない情報が満載。 第1章 親との葛藤から生まれた作品たち 第2章 フランス人が憧れる萩尾望都の世界 第3章 物語を深めるキャラクターの描き方 第4章 人はなぜ物語を必要とするのか 第5章 萩尾望都が描く物語の世界
レビュー(8件)
女子美での講義をまとめたもので 講師との対談によって 萩尾望都が感覚のみで、言葉として 捉えられていなかったものが 引き出された状況になっているようです。 対談形式なので、普通の読み物を 想定して購入すると、期待に添わない 可能性もあるかと思います。
萩尾先生の数々の名作について、より深く知ることが出来ます。 先生の過去のお話は見ていて辛いものもありますが、だからこそのあの名作が生まれたのだと感慨深いです。 また、色々な作品を読み返したくなりました。
知らなかったことがたくさんありました
対談形式で、思わぬ質問にリアルな答えをなさる場面もあり、特にご家族との関係をさらりとあかされるので驚きました。ソ連時代の旅行で交通事故にまきこまれた事件は知っていましたが、重傷だったことは知らなかったです。驚きの連続。講義録と題していますが、講義日順ではなく編集されています。その点は「読み物」としての比重が多きいです。
予約注文。届きました。安心して待ってられます。