俗情におもねり、時流に乗りたい政治家とコメンテーターを重用する新聞・テレビの無責任、無知、無節操への寸鉄!
東洋思想の第一人者が徒然なるまま、物知り顔の人物の真贋を見抜く痛快エッセイ。
深刻そうに「その時だけの絶対反対」を永遠に繰り返すマスコミ人を嗤(わら)い飛ばします。
「老生、ここ十年、世の姿や人の説について、あれこれ書き留めてきた。そしてなにやら得たものを中国古典の心に重ね、下手な絵画風に描いてきた。わが老残、いや老害の日々ゆえにこそ、言いたきことを言うまでよ」(序章より)
<目次より>
序章 薄っぺらな国家批判
第1章 教育
第2章 貧困・格差と社会保障と
第3章 マスコミ
第4章 憲法
第5章 戦争
第6章 政治家
第7章 宗教と儀礼と
終章 老生の立場について
レビュー(12件)
すでに買ってありました。女房に本を片付けるように命令されて、本の整理をしていたときに見つけてしまいました。お金を損したということではなく、別の意味でかなりショックを受けています。
もう少し厳しい批評が書かれているのではと購入したが、期待したほどではなくガッカリして読みました。 この本こそ建前しか書かれてないように思料した。
何者
マスコミに登場するリベラルな人々をめった切り、言いたい放題の右寄り爺さん。歳を取ると怖いものなし、と言ったところだが、その昔には今東光、小汀利得といった過激な人々がブラウン管を賑わせていたし、そうした顔ぶれに比べると小粒の感は否めない。終章を読めば、真っ当な宗教研究の徒でもあるらしく、果たして何者?いや、この終章が既に、不要とも思えるのだが……。
表題に偽りあり
表題から、キャスターやコメンテーター等の人物評かと思って購入。 しかし実際は、著者の目にとまった諸々の事柄に対するもので、 人物については時々書かれている程度。 その人物もマスコミ業界に限らず、むしろ政治家のほうが多いくらい。 著者本人も言っているとおり、単に老人の繰り言を集めた本。
定期購読月間HANADAで最初に読みます
私も76歳の老人、加地伸行氏をもっと早く知れよかったと。座右の書になります。