帝国主義としての日本、民族主義下の中国、植民地下の台湾という三角関係を通じて生成される、日本統治下台湾人のアイデンティティに焦点を当てる。またヨーロッパ中心主義的な欧米のコロニアル/ポストコロニアル研究が陥った多くの問題を指摘し、世界各地で見られるアイデンティティ問題の理解について示唆的に論じた画期的書籍。
推薦のことば
日本語版への序文
序 文
序 章 かつて「日本人」だった人々
第一章 台湾の植民地化ーー日本による植民地化、脱植民地化、コロニアリズム研究の政治学
第二章 絡み合った抵抗ーー関係性、アイデンティティ、植民地下台湾における政治運動
第三章 同化と皇民化のあいだーー植民地プロジェクトから帝国臣民へ
第四章 反乱者から志願兵へーー霧社事件と原住民をめぐる野蛮と文明の表象
第五章 「濁流の中へ」--『アジアの孤児』にみる三重意識と植民地の歴史学
参考文献
訳者あとがき
人名索引
事項索引
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