大学基礎課程で文科系の学生に物理を講義するとき、理数系の苦手な学生に如何に興味をもたせるかで悩むことが多い。今日の車社会では多くの学生が自動車の免許をもち、車に対して一方ならず興味をもっている。
本書は、多くの学生が興味をもつ自動車を題材にして、文科系の学生にも物理に興味をもてるように編んだ教科書である。
1.力学の基礎
1.1 力学とは
1.2 ベクトルとスカラー
1.3 位置(座標系)
1.4 質点の位置と変位
1.5 速度と加速度
1.6 運動の法則
1.7 運動方程式
1.8 運動量と力積
1.9 仕事とエネルギー
1.10 円運動と遠心力(求心力)
1.11 質点系と運動量変化
1.12 重心
1.13 剛体
1.14 慣性モーメントと角運動量
1.15 剛体の運動
1.16 球の衝突
1.17 摩擦
1.18 剛体と撃力
2.自動車の運動
2.1 定速走行と加速
2.2 停車とブレーキ
2.3 タイヤと道路
2.4 ハイドロプレーニング
2.5 曲線走行
2.6 衝突
2.7 下り坂の曲線路
2.8 統計に見られる事故の傾向
3.熱機関・熱力学の基礎
3.1 温度と熱
3.2 比熱,熱容量
3.3 熱膨張
3.4 気体の状態方程式
3.5 気体の比熱
3.6 熱と仕事・熱力学の第一法則
3.7 気体のする仕事
3.8 等温過程と断熱過程
3.9 カルノーサイクル
3.10 熱力学の第二法則
4.実用熱機関
4.1 オットーサイクル(ガソリンエンジン)
4.2 オクタン価
4.3 ディーゼルサイクル
4.4 排気ガスタービン過給機
4.5 2サイクルエンジンとロータリーエンジン
4.6 ガスタービンとジェットエンジン
4.7 エンジンブレーキ
4.8 ガソリンの引火性
4.9 鉛畜電池
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