北方に生きる民の精神史。イヌイットやユピックなど極北・亜極北に暮らす狩猟民の文化、精神史を人類学の観点から考察し、北方世界と日本との関わり、狩猟民の環境的世界との関わりなど、「北方狩猟民の存在思想」を明らかにする画期的論考集。
1北へのまなざし
北のオントロギー
流木の身になるー北方狩猟民の「視点」をめぐる覚え書き
イヌイット空間ー生活空間の知見、とくに定位方をめぐる覚書き
北アラスカにおける海の民と陸の民ーその現実と神話
エスキモーの人名習俗
かぐや姫北へ
2動物と人
「サケの大助」拾遺
鮭を「はやす」ということ
狩の夢路
アビ鳥のまなざし
アザラシ・カリブー・サケ
3シャーマニズムと修験
タブー・病気・シャーマニズム
極北の石こすり
六根清浄ー秋の峰と内的浄化
場所が闢くときーー「王祇祭」考
あとがき
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