一段と厳しく冷え込んだ冬の朝、掖廷令・延明(えんめい)は凍死体の対応に追われていた。
仕事をこなしながらも、延明は絆を深める検死女官・桃花(とうか)の口から発せられた、かつての因縁相手の名について動揺を隠せていなかった。
桃花に会うのが怖いーー。
延明は複雑な気持ちにさいなまれる。
そんな折、帝のおばである大長公主が亡くなったという知らせが飛び込んでくる。
衰弱死か、病死か、はたまた凍死か。その死因はなぜか錯綜していた。
大長公主の死をきっかけに、後宮は騒がしくなり……。
一方、延命と桃花、一蓮托生の夢を共に追う二人の関係にも変化がーー?
後宮に囚われる哀しい女たちの定めが胸を打つ、
大人気中華後宮×検屍ミステリ、第6巻!
レビュー(21件)
・今回は老老介護が下地。後宮の闇の描き方が上手いのは、さすが。だが、気が重い読了感。 ・桃花と延明も、いつものことだが検屍の話をしながら、よくごちそうが喉を通るな? 著者の中華料理の知識に敬服。 ・最後まで読むと、検屍官を欺くだけの知識があるとなると、大長公主殺害を教唆した婢女は、桃花の異母姉妹(兄弟)か? 桃花と延明は関係が複雑とはいえ、「共通の敵を持つ仲」になるのか? 続きが気になる。
本日届きました。いつもながら、梱包がしっかりしていて、安心できました。ありがとうございました。
仮想中華物といえば恋愛が主になるノベルが多い中、このシリーズは検屍の知識を持つ「ぐうたら女官」と「冤罪で腐刑に処された宦官」のバディ?が、後宮内で起こる様々な不審死事件を解決していくミステリー仕立てという設定が面白い。一巻ごとに一応完結しつつ、エンドには次巻への布石もあり、次作への興味も上手にかきたてているのもニクい。すでに6巻だがストーリィの中弛みが感じられないのが良い。もう7巻が待ち遠しくなってきた。
気が付けば6巻目 話のテンポもよいし メインキャラクターの感じも好きだ。 まだ話は続きそうで 次が待ち遠しい 出来たら主人公には申し訳ないがこの距離感のまま続行してほしい