本書『嶋田豊著作集』第1巻「文化の時代」には、以下の内容の著作が編纂されている。「(1)人間と文化について語る」には、おもに著者がそのときどきに“文化”や“その時代”について語ったものを収録した。“日常の言葉で哲学ができないものか”という著者の考えは講演や対談にその真骨頂をみることができる。「(2)学問とはなにか」には、1979年に発表された「学問とはなにか」を収録した。亡くなるまで大学という場に身をおいた先生は、つねに若者に対しての動向を見守り、若者に対するかぎりない励ましを惜しまなかった。これはその代表的な著作である。「(3)イタリアから、グラムシから」には、イタリアとアントニオ・グラムシについて書いたものを収録した。
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