とても面白かったです。 砂の器っぽいかなと思ったのですが、将棋のことがよくわからなくても緊張感が伝わり、引き込まれてしまいました。,将棋の話ということで、天才棋士が若くして活躍していく話かなと思いきや、少年がとても複雑な環境から将棋に関わり、運命に翻弄されていく内容で引き込まれました。下巻楽しみ。,最近、良く読んでいる作家の長編なので、楽しみです。,先の展開が楽しみです。事件の鍵が少なく先が気になる。,平成六年、夏。埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一瞬に挑もうとしていた。重厚な人間ドラマを描いた傑作ミステリー。 * 最初に、将棋界の世紀の対決の場に臨場する刑事ふたり。ストーリーの結末部分?を見せた後、過去に遡り、小学生の頃からの上条桂介の人生の歩みを、上条の両親、関係者、そして名匠の将棋駒を絡めて明らかにされていく。身元不明の白骨死体は誰か、桂介が殺人犯なのか、読み進まずにはいられない面白さがいいいですね。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:柚月裕子[ユズキユウコ] ・略歴:1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。'13年に『検事の本懐』(宝島社)で第一五回大藪春彦賞を、'16年に『孤狼の血』(KADOKAWA)で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』(集英社)で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”で第1位、'18年に『盤上の向日葵』で2018年本屋大賞第2位を獲得。 ・出版:角川文庫 ・発売:2020月12月(第3刷) ・ページ数:342p ■これまでに購読した柚月裕子の著書 ・「最後の証人」(第7刷) ・「検事の本懐」(第6刷) ・「検事の死命」(第4刷) ・「孤狼の血」 ・「朽ちないサクラ」 ・「慈雨」(第2刷) ・「あしたの君へ」 ・「凶犬の眼」(第2刷) ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%
レビュー(120件)
とても面白かったです。 砂の器っぽいかなと思ったのですが、将棋のことがよくわからなくても緊張感が伝わり、引き込まれてしまいました。
下巻が楽しみ
将棋の話ということで、天才棋士が若くして活躍していく話かなと思いきや、少年がとても複雑な環境から将棋に関わり、運命に翻弄されていく内容で引き込まれました。下巻楽しみ。
最近、良く読んでいる作家の長編なので、楽しみです。
先の展開が楽しみです。事件の鍵が少なく先が気になる。
読み進まずにはいられない面白さ
平成六年、夏。埼玉県の山中で身元不明の白骨死体が発見された。遺留品は、名匠の将棋駒。叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志した新米刑事の佐野は、駒の足取りを追って日本各地に飛ぶ。折しも将棋界では、実業界から転身した異端の天才棋士・上条桂介が、世紀の一瞬に挑もうとしていた。重厚な人間ドラマを描いた傑作ミステリー。 * 最初に、将棋界の世紀の対決の場に臨場する刑事ふたり。ストーリーの結末部分?を見せた後、過去に遡り、小学生の頃からの上条桂介の人生の歩みを、上条の両親、関係者、そして名匠の将棋駒を絡めて明らかにされていく。身元不明の白骨死体は誰か、桂介が殺人犯なのか、読み進まずにはいられない面白さがいいいですね。 ----- ■本書の基本情報 ・筆者:柚月裕子[ユズキユウコ] ・略歴:1968年、岩手県生まれ。2008年、『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、デビュー。'13年に『検事の本懐』(宝島社)で第一五回大藪春彦賞を、'16年に『孤狼の血』(KADOKAWA)で第69回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、『慈雨』(集英社)で“本の雑誌が選ぶ2016年度ベスト10”で第1位、'18年に『盤上の向日葵』で2018年本屋大賞第2位を獲得。 ・出版:角川文庫 ・発売:2020月12月(第3刷) ・ページ数:342p ■これまでに購読した柚月裕子の著書 ・「最後の証人」(第7刷) ・「検事の本懐」(第6刷) ・「検事の死命」(第4刷) ・「孤狼の血」 ・「朽ちないサクラ」 ・「慈雨」(第2刷) ・「あしたの君へ」 ・「凶犬の眼」(第2刷) ----- ◆AFP情報 … ジャンル:本・雑誌・コミック、料率:3%