過去グラミー賞に3度ノミネートされるなど、プログレッシヴ・メタルの草分け的存在として80年代後期から90年代初頭にかけて一時代を築いたキャリア40年のベテラン・ロック・バンド、クイーンズライク。
彼らの約3年半ぶりとなるオリジナル・アルバム『デジタル・ノイズ・アライアンス』(Digital Noise Alliance)が発売される。1988年発表の革新的な傑作アルバム『オペレーション:マインドクライム』(Operation: Mindcrime)とキャリア史上最高のセールスを記録した1990年の『エンパイア』(Empire)でシーンをリードした彼らだったが、その成功の裏で勃発したジェフ・テイト(Vo)との確執に伴うドロ沼劇でかつての輝きを失っていた時期が長く続いていた。2010年代に入り、ようやく決定したジェフの正式脱退を受けて新たに加入したトッド・ラ・トゥーレをフロントマンに迎えたタイミングで、心機一転センチュリー・メディアにレーベル移籍、2013年頃からは屈強なヘヴィ・メタル・バンドとしての魅力を再び取り戻し始めた。特に2015年の『コンディション・ヒューマン』(Condition H?man) は復活の狼煙を上げる1枚となり、続く2019年の前作『評決』(The Verdict)も高評価を獲得、2022年の秋にはジューダス・プリーストとの全米ツアーが決定するなど、もはや完全復活と言える精力的な活動を展開している。通算16作目となる本作は、かつて在籍していたギタリストのマイク・ストーンが復帰し、近年ツアー・ドラマーとして起用されていたケイシー・グリロを正式メンバーに迎えて制作。プロデュースは過去2枚の作品に続きゼウス(ロブ・ゾンビ、ソウルフライ、ヘイトブリード他)が担当している。
<収録内容>
1. In Extremis
2. Chapters
3. Lost in Sorrow
4. Sicdeth
5. Behind the Walls
6. Nocturnal Light
7. Out of the Black
8. Forest
9. Realms
10. Hold On
11. Tormentum
12. Rebel Yell
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