「なぜ子どもは演劇を観るべきなのか?」「子どもはどのような演劇を観るべきか?」──児童青少年演劇を語る際の代表的な2つの問いについて、教育・政策・芸術それぞれの文脈からの論点を明らかにする。
さらに、従来の論議に欠けていた、「子どもたちはどのように演劇を体験するのか?」について、著者たちが考案した観劇後の“お絵描きワークショップ”の中で、子どもたち自身が語ることばから分析する。
子どもと演劇を考える実演家・制作者・教師・研究者・文化行政関係者などに、新たな視点を提供する、注目の新刊。
part1 コンテキストと問い
第1章 子どものための演劇と教育
フィリップ・プルマン「演劇─真実のキーステージ」
第2章 観客開発から文化権へ
トニー・グラハム「子どもたちは育つ」
第3章 児童演劇における質
ペーター・マンシャーとペーター・ヤンコヴィッチ「目の高さ」
part2 演劇という体験
第4章 子どもの生の演劇体験を研究する
第5章 演劇的幻想と物質的現実
第6章 演劇的能力
第7章 倫理的あるいは比喩的な関与
part3 関わりを広げる
第8章 関わりを広げる
第9章 体験を描く
第10章 演劇について語る
結論
写真「見るということ」撮影:リサ・バーナード
観客のまなざし
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