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浅草田原町に「五鈴屋江戸本店」を開いて十年。 藍染め浴衣地でその名を江戸中に知られる五鈴屋ではあるが、 再び呉服も扱えるようになりたい、というのが主従の願いであった。 仲間の協力を得て道筋が見えてきたものの、決して容易くはない。 因縁の相手、幕府、そして思いがけない現象。 しかし、帆を上げて大海を目指す、という固い決心のもと、 幸と奉公人、そして仲間たちは、知恵を絞って様々な困難を乗り越えて行く。 源流から始まった商いの流れに乗り、いよいよ出帆の刻を迎えるシリーズ第十二弾!!
浅草田原町に「五鈴屋江戸本店」を開いて十年。 藍染め浴衣地でその名を江戸中に知られる五鈴屋ではあるが、 再び呉服も扱えるようになりたい、というのが主従の願いであった。 仲間の協力を得て道筋が見えてきたものの、決して容易くはない。 因縁の相手、幕府、そして思いがけない現象。 しかし、帆を上げて大海を目指す、という固い決心のもと、 幸と奉公人、そして仲間たちは、知恵を絞って様々な困難を乗り越えて行く。 源流から始まった商いの流れに乗り、いよいよ出帆の刻を迎えるシリーズ第十二弾!!
レビュー(143件)
最近はネットで購入しています。本屋さんには申し訳ありませんが、出かけないで済むので助かっています。
読みやすい
当時の時代背景や習慣もよくわかり ストーリーは勿論のこと、その時代にスッと入っていけます。とても読みやすい作品です
幸が商いに対して真摯に向き合うさまは大変気持ちの良いものだ。 いよいよラストとのことだが、 呉服が復活した商いをどのように進展させるのか、 それに妹の確執は変わるのか、 非常に楽しみだ。
毎巻楽しみに、続きを待ってます。 時代小説の中でも高田さんの作品はどれも好きです
幸(さち)の知恵と心意気に拍手
高田郁氏の作品に夢中の日々です。みおつくし料理帖も面白かったけれど、 この「あきない世傳」はさらに面白い。商売への愛と知恵で「五十鈴屋」を百年続く店として守って行く頑張りに応援したくなる。 浴衣、手ぬぐい、日本の素晴らしい商品を生み出す力に拍手喝采。 13巻目が出るのは何時になるのだろうか?待ち遠しいい。