滋賀県琵琶湖研究所が開設されて4年目の1986年からと、滋賀県琵琶湖環境科学センターに統合された2年後の2007年からの各4年間、琵琶湖岸を1km毎に区分し調査したデータを基に湖岸の現状と変遷を社会科学、地理学、生物学の観点から論じられたものである。
魚類の漁獲量が激変し、外来植物や南湖での水草の繁茂など、琵琶湖の変貌が目に見え始めたのが、第一期調査の後あたりである。
平成27年国会で「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」が施行され、滋賀県では平成29年に「琵琶湖保全再生施策に関する計画」が策定された。今後の琵琶湖岸の保全・管理・再生に向けた取り組みを考えるにあたり、参考とすべき恰好の一冊。
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