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【話題沸騰 『信長の原理』 の姉妹編!】 明智光秀はなぜ瞬く間に出世し、信長と相前後して滅びたのかーー。 厳然たる「定理」が解き明かす、乱世と人間の本質。 各界絶賛の全く新しい歴史小説、ここに誕生! 永禄3(1560)年の京。 牢人中の明智光秀は、若き兵法者の新九郎、辻博打を行う破戒僧・愚息と運命の出会いを果たす。 光秀は幕臣となった後も二人と交流を続ける。やがて織田信長に仕えた光秀は、初陣で長光寺城攻めを命じられた。 敵の戦略に焦る中、愚息が得意とした「四つの椀」の博打を思い出すがーー。 何故、人は必死に生きながらも、滅びゆく者と生き延びる者に分かれるのか。 革命的歴史小説、待望の文庫化! 解説・篠田節子
レビュー(100件)
歴史好きの中1の息子がはまっています。 同じ作者さんの【信長の原理】も好きで、読破しました。 買って良かったです。
大変満足です。 特に最後の本能寺の変後の光秀像が興味深いです。
私は歴史に詳しくないので、明智光秀を主人公に歴史を語られていたら、難しくて興味を持てなかったかもしれません。でも、この小説は愚息と新九郎という、世俗から一歩離れたところにいる者たちの視点から光秀を捉えているため、私でも読みやすかったです。