時には飼い主さんの深い愛情に涙し、時にはドロドロした人間関係を目の当たりにする。ほぼ歩き通しの地味な仕事だが、身の危険を感じることも。ペット探偵歴15年の事件簿から公開!
著者は神奈川県平塚市で「ペットレスキュー」というペット専門の探偵を開業して15年。
迷子になったペットを捜す……というと呑気な話に聞こえるだろうが、1日20km歩くことはザラ、マンホールに入ったり、ビルの屋上から隣のビルへ飛び移ったりと、その仕事内容はかなりハードである。
捜索依頼の6割は猫、3割が犬、残りの1割はフェレットやプレーリードッグなどの小動物。まれにはタランチュラやヘビの捜索依頼もあるそうだ。
雷にびっくりして走りだしたり、いつもの縄張りよりちょっと遠くへ行って道に迷ったり、ペットたちも迷子になりたくてなるわけではない。心を痛めて帰りを待つ飼い主さんと、やっと見つかったペットとの再会には思わず涙腺がゆるんでしまう。例えば……
・自分の家に似た家の前で立ち止まりながら、住宅街をトボトボと歩く犬。
・人間でいえば50km近くを歩いて帰ってきた子猫。
・一緒に飼われていた仲良しの猫がいなくなり、ご飯を食べなくなってしまった犬。
しかし、ペットの捜索からはペットと飼い主さんだけでなく、それを取り巻く人間模様も密接に絡んでおり、心ない仕打ちにやるせない気持ちになるケースもある。
そんな、ペットと人の不思議な絆、傲慢な人間の行動など、ペット捜索から見えてきた人とペットの関係、全23例を紹介。
巻末には、ペットの種類別捜索マニュアルも。
※このPOD版は、扶桑社刊「ペット探偵は見た!」(2016年6月13日 初版第1刷発行)をもとに制作されております。
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