- 16
- 4.12
欧米メディアが「日本最大の右翼組織」と報じる日本会議。安倍政権の閣僚の半数以上が日本会議と直接的に繋がる議員団体に属するなか、日本の大手新聞・テレビは両者の関連性をほぼ報じてこなかった。本書では日本会議の“肉体”(人脈・組織)と“精神”(戦前戦中を手本とする価値観)、教育や靖国をめぐるその“運動”を詳説し、日本会議と安倍政権が改憲へと傾倒する動機が、かつて日本を戦争に導いた国家神道を拠り所とする戦前回帰への道筋にあることを指摘。気鋭の歴史研究家が日本会議を近視眼的な“点”ではなく、史実をふまえた“線”としての文脈から読み解く、同組織の核心に触れるための必読書である。
レビュー(16件)
本:日本会議についての解説。あまり報道されないが、どのような人々が活動しているかわかり、考えさせられた。
まあ興味ある人はそういう観点もあるかくらいですかね。ちょっと、無理筋な気がします。本当に日本を右傾化する勢力の中心は?答えになっていないのでは? 何か論点は2~3点ぐらいのところ、1冊にするため繰り返し手を変え品を変えという感じですか。お薦めはできないな。