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一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は…。二〇一一年三月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手に被災地石巻に立つ。名曲をモチーフに綴る感涙長篇。
一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は…。二〇一一年三月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手に被災地石巻に立つ。名曲をモチーフに綴る感涙長篇。
レビュー(104件)
迅速にご対応いただきました。ビデオを見て、本も読んでみたくなりました。
開けてびっくり!!
破れているパッケージで送られてきました。最近の楽天はひどいです。 もう少し本を大事に扱ってほしいです。
本自体は大分前に購入したのですが、如何せん分厚いので読み始めるのに勇気?が要りました。 私より先に読んだ主人が、いたく感動して「さだまさしって本当に凄いな!こんなに才能あふれる人だったんだ!」と絶賛し、その後この作品の元になった「風に立つライオン」をYouTubeで探して聴いていた程です。(それまではさだまさしの歌はダサいと腐していたのに・・・です) 実際、私も読んでみて本当に感動しましたし、この小説のモデルとなった方々に改めて尊敬と畏敬の念を覚えます。 とても心温まる小説であると同時に色々と考えさせられる小説なので、老若男女問わず色々な方に一読をお勧めしたいです。
元ネタの歌に負けていない
元となった歌も感動的でストーリーがしっかりしてて、実話をそのまま歌にしたんじゃなかろうかぐらいに聴いた人を納得させる力強さが満ちていますが、その超有名な名曲にも負けていないくらいの感動長編が小説という形で出されるとは予想もできませんでした。 さだまさしが好きとか嫌いとかよく知らないとかそういったことを 抜きにして、純粋に物語が好きな人に読んでほしくなる一冊。
素晴らしい内容
今まで読んださださんの本の中で一番です。男女の愛をさりげなく、そして震災とその後の現地の様子が描かれています。歌がうまく、ヴァイオリンが弾けて、話が面白く、そのうえ、問題提起のある小説まで書けるなんて、さださんって、凄すぎますね。