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◆「お花見」は未来を先に祝ってしまう日本の「引き寄せ」の法則だった! 未来の姿を先に喜び、祝ってしまうことで 現実を引き寄せることを「予祝(よしゅく)」と言います。 平凡社の『世界大百科事典』には、次のように説明されています。 「豊作や多産を祈って、一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。 農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多い。 あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると、そのとおりの結果が得られるという 俗信にもとづいて行われる。 小正月に集中的に行われ,農耕開始の儀礼ともなっている。 一種の占いを伴うこともある。 庭田植(にわたうえ)、繭玉(まゆだま)、粟穂稗穂(あわほひえぼ)、 鳥追、成木(なりき)責めなど地方色豊かなものが多い」 つまり、お花見とは秋の豊作を先に祝って、 みなで祝杯をあげる、「予祝」という引き寄せの儀式だったのです。 日本人は、この予祝の効果を忘れてしまっています。 しかし、これに気づいた人は、奇跡と呼べるような引き寄せをしているのです。 ・31年間、甲子園出場を果たせなかった監督が「予祝ビデオ」で、 甲子園出場を先に祝ってしまったら、本当に甲子園出場を果たした。 ・あるK-1選手が、格闘王者に勝利した喜びを予祝して、 ケガにより別の選手の対戦カードを引き寄せ、1RでKO勝利をしてしまった。 ・ある小学校で、それまでの最高が652回だった大縄跳びの記録を生徒全員で予祝して、 最高記録700回を達成してしまった。 ・つぶれる寸前に追い込まれた居酒屋が、スタッフ全員で成功した姿を予祝インタビューという形で行い、 その直後から行列店になってしまった。 そのほか、予祝をしてその通りに現実を引き寄せた事例がたくさんあります。 なぜ、予祝で夢を引き寄せるのか? この本では、その秘密を解き明かしていきます。
レビュー(69件)
泣きながら読みました。 高校球児のエピソードは感動します。
祝う
予祝という言葉を聞いて何年か経ちます。以前、試しに自分の試験前と職場の方の試験前に予祝してみたところ、お互いに最終選考まで行きましたが次席になりました。これは予祝が足りなかったか?聞きかじりじゃなく良く知ることが必要かなと思い購入することにしました。楽しく読み進む事ができましたが、前提として心の底から祝うということは、自分自身を受け入れることなんだなと奥が深いと感じました。表紙の神様みたいに楽しんでやりたいと思います。
ひすいさんのインスタでファンになり購入。 前から気になっていたのでひすいさんの新しい書籍と一緒に購入。
ひたすら予祝の良さについて書いてある!面白い
知らなかった事が多く、参考になります。 今後の生活に役立ちそうです。