近年、光触媒の機能が発現する光の領域が紫外線といった限られた領域から、太陽光やLEDなどの一般的な領域でも可能な技術(可視光型光触媒)が開発され、光触媒の製品開発において広がりを見せています。本書では、光触媒を理解するためのポイントとなる基礎知識、光触媒の働きとしくみ、光触媒の用途、光触媒の性能評価、光触媒の可能性を高める技術などについて、わかりやすく解説します。
第1章 光触媒とは
1 地球上最大の化学反応
2 光合成を起こす物質
3 生物には光合成が必要
4 固体光触媒の発見
5 酸化チタン電極による水の光分解
6 防汚コーティングへの応用
7 光触媒によるエネルギー変換が再注目
第2章 光触媒の基本
1 光とは
2 光と物質のかかわり
3 光化学反応/光触媒反応とは
4 不均一系光触媒反応
5 電子/正孔の寿命と再結合
第3章 光触媒の働きとしくみ
1 酸化還元反応
2 酸素の還元/水の酸化
3 酸化チタン光触媒
4 環境浄化
5 超親水化
6 セルフクリーニング
7 人工光合成(光エネルギー変換)
8 有機合成
第4章 光触媒の実用例
1 建築外装材、建築資材
2 建築内装材
3 道路資材
4 自動車・輸送機器
5 浄化装置
6 生活用品
7 その他:農業、畜産、医療
8 市場規模と今後の予測
第5章 光触媒を調べる
1 光触媒の構造とは
2 光触媒の結晶構造
3 光触媒の大きさ
4 光触媒の光吸収
5 光触媒の外観
6 光触媒の組成
7 光触媒への添加物の評価
8 金属酸化物粉末の同定
9 光触媒活性評価の基本
10 反応を追う
11 作用スペクトル/光強度依存症
12 中間体の検出
13 超親水化の評価
14 抗菌/抗藻/抗かび/抗ウイルス効果の評価
15 光触媒性能評価法の標準化(JIS・ISO化)
第6章 光触媒の可能性
1 可視光応答型光触媒の開発
2 光触媒活性因子の解明
3 バンド構造モデルを超える新しいモデル
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