母さん、ごめん。2 - 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編
認知症の老齢者が入居する介護施設「グループホーム」とはどんなところか、ご存じだろうか。
自宅介護2年半の壮絶な体験を綴った『母さん、ごめん。』の続編は、グループホームに入居した母とのその後の体験記。「あとはホームに任せて……」とはいかなかった。母の怪我、入院、そして、恋?! 50代独身男の介護生活はまだまだ続く。
多くの人がいずれ親を預ける「グループホーム」の予想外だらけの実体験を、子どもの側から、科学ジャーナリストの冷静かつヒューマンな視点で描く。どこにもなかった、本当に役に立つ「介護」の本。一読すればいざという時に、「今、何が起きているのか、自分は何をするべきか」を、落ち着いて判断することができる。その日が来る前にぜひ一読を。
「俺は母をだまし討ちにしたのか?」ホームに入れた罪悪感に苦しむ
グループホームは母の2度目の“独り立ち”
ホームの食事に「まずーい」 グルメな母をどうしよう
なんと入居5カ月で入院 母はホームに戻れるのか?
「公助が第一。自助努力は本人の自由」 これが介護のあるべき姿
「家に帰る」という認知症の入居者 スタッフはどう導くのか
母、83歳にして恋をする
「Sさんがね、結婚しようと言ってくれたの」
妄想が暴力を呼ぶ スタッフにケガをさせてしまった母
転倒して骨折、再び入院。 母の「受苦」は続く、と思っていたら……
今度は自分がバイクで事故に おまけに相手は無保険だった
よくないことは連鎖する 弱者には「作戦」が必要だ
さらば愛しのロンロン
「してあげたいこと」は今すぐに 母に運び続けた鰻重
まるで難破船のような母 “いかだ”となったプリンとラコール
心臓に入り込んだ死神 「いつ急変が」でストレスに
「そろそろ看取りの準備を」 遺影探しに手を付ける
真夏の湘南 母、一時帰宅を果たす
「あんた、誰?」 ついに来た、母に忘れられる日
ホームに響く歌声に / 母は「なつかしい」とつぶやいた
「そこまでして老人を介護するべきか」を考える
嫁と姑、母と祖母
レビュー(9件)
最初の本『母さん、ごめん。』を読んだのは父が未だ介護施設に入居中、母も眼の手術で入院中の時でした。 その後父が亡くなり、怒涛の様に様々な後悔が押し寄せてきて、特に父を介護施設に入居させて以降は、施設や弟の家族に任せっきりで自分が積極的に関与しなかったことに対しての自責の念が強く、今でも父の遺影を眺めながら、「ああすれば良かった」「こうしてあげれば良かった」と後悔しています。 介護に正解はないのかも知れませんが、残された高齢の母に対して同じ後悔をしないようにと、こちらの本を購入しました。 諦観していたのか文句を一切言わなかった父と違って、些細なことでも文句言う母と正面から向き合うのは正直キツイですが、しっかり向き合わなくては・・・と思っています。