総括 戦後公安事件秘録
2025年3月で、オウム真理教による地下鉄サリン事件から30年を迎える。
当時、公安調査庁長官として捜査を担った緒方重威氏は91歳を迎えた。「思えば国家転覆を謀る勢力と戦い続けた日々だった」。
そう振り返る緒方氏が、自身が担った戦後の重大公安事件を総括する。
東大闘争、よど号ハイジャック、新宿騒擾事件、三菱重工ビル爆破事件、そして地下鉄サリン事件まで、最後の生き証人となった緒方氏が見た革命勢力との対峙風景。
はじめに
第一章 オウム真理教
第二章 新宿騒擾事件
第三章 大学紛争
第四章 赤軍派の時代
第五章 爆弾闘争
第六章 公安調査庁
第七章 インテリジェンス・マスター
第八章 朝鮮総連
おわりに
レビュー(2件)
公安調査庁長官や複数の検事長を歴任したエリート検事による公安事件に関する回顧録である。戦後の重大公安事案の裏側というか、検察の取り調べがどういうものだったのか、興味深く読むことができた。国策捜査により晩節が汚れてしまったのは大変残念。
娯楽
色々な事件を思い出す本です。考えさせられる事件、許されない事件と思うことはたくさんです。