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村上春樹のデビュー作 1970年夏、あの日の風は、ものうく、ほろ苦く通りすぎていった。僕たちの夢は、もう戻りはしないーー。群像新人賞を受賞したデビュー作 1970年の夏、海辺の街に帰省した<僕>は、友人の<鼠>とビールを飲み、介抱した女の子と親しくなって、退屈な時を送る。2人それぞれの愛の屈託をさりげなく受けとめてやるうちに、<僕>の夏はものうく、ほろ苦く過ぎさっていく。青春の一片を乾いた軽快なタッチで捉えた出色のデビュー作。群像新人賞受賞。 風の歌を聴け ハートフィールド、再び……(あとがきにかえて)
レビュー(1102件)
村上氏のデビュー作ということで購入した。
配達が早く美品でした。新品でポイントもついてきたのでお得。
デビュー作
村上春樹のデビュー作だそうで、読んでみた。作品世界の雰囲気は今とそう変わらない。どことなく悟りきってるような若者。淡々と進むストーリー。これといった事件もなく退屈と言えばそう感じる方もいるかも知れないなぁ。でもなんというか青春期の胸がチクッとする感じ、嫌いじゃないです。村上春樹の魅力を説明できない自分がもどかしい。
村上春樹さんの初の本だそうです。
とにかく、門数々の本は読みましたが、これは今回初めて、ナールほど読んでみました。
早速読みました
やはり文体が性分にあっているので楽しくあっという間でした。 次はピンボールだ。