- 19
- 4.05
炎魔の群れに襲われたものの、辛くも逃げ延びた灯子。たどり着いた首都で、自分を助けてくれた火狩りの家族を探し始める。一方煌四は、凄腕の火狩り・炉六の狩りに同行した先で、思いもよらない残酷な光景を目にする。父の仲間だった火狩りたちがある男を拷問していたのだ。それが燠火家当主の差し金によるものと知った煌四は、彼への疑いを深めていくが……。あらゆる思惑が渦巻く中、首都には〈蜘蛛〉と呼ばれる者による反乱の時が静かに迫っていたーー。 第三部 神々の庭 一 火の獣 二 家 三 密告 四 照らすもの 五 老木の井戸 六 遠雷 第四部 翔ける者、這う者 一 夜半の鳥 二 円 三 願い文 四 針 五 異形の子ら 六 破片 七 波間の記憶 八 月の鎌 解説 瀧井朝世
レビュー(19件)
シリーズ揃えました
本屋で1巻を試し買い。続けてシリーズを揃えました。 一連の話を読破してやっと落ち着きました。 絵が綺麗なのにも惹かれました。
二人の主人公の灯子と煌四、火狩りの王の世界の成立ちの謎が少しずつ明らかになってゆきます。この先の展開が楽しみです。